ピロリ菌と胃がん
について胃がんの初期症状は胃・十二指腸潰瘍のそれとかわり
ません。胃癌が胃潰瘍の症状をもたらす場合も少なく
ありません。胃潰瘍の検査で、胃がんが解る事も多いの
です。
ピロリ菌が胃・十二指腸潰瘍、胃癌との関係で注目されて
います。胃・十二指腸潰瘍は胃酸抑制剤や粘膜保護剤を
用いて潰瘍が治っても再発しやすく、1年後には100%近くが
再発するといわれていました。
しかしピロリ菌の除菌を確実に行うことで、十二指腸潰瘍
の再発は10%まで減っています。
ピロリ菌は1980年代に発見されましたが、この菌の長さは
4ミクロン(4/1000mm)で、2〜3回ゆるやかに右巻きに
ねじれています。片側(両側の場合もあります)に4〜8本の
べん毛がはえています。
ピロリ菌は胃の粘膜を好んで住みつき、粘液の下に
もぐりこんで胃酸から逃れています。また、十二指腸の粘膜が
胃酸から十二指腸を守るために胃と同じような粘膜に変化を
する場合がありますが、ここにピロリ菌が住みつくこともあり
ます。